【体験談】卵巣嚢腫2回目の手術①

卵巣嚢腫

こんにちは!

卵巣嚢腫の手術を2回経験している、ちいまるです。

卵巣嚢腫の摘出手術2回目(2021年)について
経験したことや感じたことを書いていきます。

この記事がこんな方々のお役に立てると嬉しいです。

卵巣嚢腫の診断をされた/手術を予定している
婦人科系で悩みがある
婦人科の検査がどんな感じなのか知りたい
腹腔鏡手術がどんな感じなのか知りたい
※卵巣嚢腫にはいろいろな種類があり、
私の場合は「成熟嚢胞性奇形腫」という種類です。
この記事に書くことは、個人的な経験によるものです。
全ての方が当てはまることではないので、
体験談として参考程度にご覧ください。



1回目の手術の記事はこちら↓

【体験談】卵巣嚢腫1回目の手術①
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手術を決意するまで

1回目の手術(2009年)から再発〜手術(2021年)を決意するまで、
すごく悩んだし、時間もかかりました。

卵巣嚢腫の再発

1回目の手術を終え、術後の検査も問題なく終わり、
主治医から特に今後は検診に来なくてもいいとのことだったので、
それから数年経ちました。

(病院や時期にもよるのかもしれないけど、2回目の手術後は再発の可能性が高いので、今後も継続して経過観察することになっています。)

2015年頃、特に体調に異常はなかったけど
しばらく婦人科の検査をしていなかったので、
手術をしてもらった病院で検査してもらいました。

エコーで診てもらうと、
前回腫瘍のみとった部分がまた腫れているようで
MRIを取ることになりました。

結果は3cmほどの腫瘍が見つかりました。

まだ手術適用の大きさではなかったので、
3〜4カ月ごとに経過観察することになりました。
(ちなみにこの病気は手術以外の治療法がありません。)

すでに1回手術していて、
できやすい人はできやすいということを聞いていたので、
特にショックを受けることはありませんでした。

ただ、また手術して辛い思いをするのが嫌だな。
大きくならないでほしいな。という思いはありました。

腫瘍が手術適用の大きさになる

それから数年たち、手術適用の5cm程度まで大きくなってしまいました。

まだ結婚・妊娠の予定もないものの、将来的には希望していたので
手術することにとても抵抗がありました。

その時たまたま担当になった先生にひどいことを言われました。

「手術するかどうかクヨクヨ悩んでないで、早く結婚して出産すればいいだけ」

先生にとっては卵巣嚢腫はよくある病気で、
確かに言っていることは事実かもしれないけど、
当事者の気持ちを考えていない悲しい言葉でした。

いろいろ思い描いている通りにならないから悩んでいるのに…
と思いながら転院を決意しました。

転院後の担当医は私の気持ちに沿って診てくれる優しい先生でした。

経過観察

先生と相談した結果、私はこういう理由でしばらく経過観察することにしました。

生理痛が重くなる等の自覚症状が一切ない。
腫瘍をすぐに取らなくても支障が出るわけではない。
妊娠の予定がなく、すぐに手術したところでまた再発するリスクがある。
腫瘍の大きさが10cmまでは腹腔鏡手術ができる。
手術した場合、卵巣は残ってもメスが入ることで少なからず機能が低下するリスクがある。
5年ほど3〜4カ月に1回、病院に外来で通いました。
その間もやっぱり手術した方がいいんじゃないかなどといろいろ悩みました。
私にとっては手術するリスク手術しないリスクだったのと、
腫瘍の大きさがそこまで大きくならなかったのでそのような選択をしました。
幸い、生死に関わる病気ではないものの、
将来的に妊娠出産を希望していたので、
そことの兼ね合いでタイミングを決めるしかないと思っていました。

手術を決意

5年も経過観察しているうちに、
結婚出産を現実的に考えた時に結構いい年になってきて、今手術しておくべきなのではという考えに変わってきました。

結婚出産の予定はなかったものの、年齢的にあと数年でしたいと考えていて、
妊娠のタイミングなど考えた時に
私の中で手術するリスク手術しないリスクに変わりました。

こんなことが理由です。

手術せずに妊娠した場合、結局は手術しなければならず
赤ちゃんがお腹の中にいる中の手術は精神的にきついと感じた。
それを防ぐために妊娠前に手術したいと思っても、病院のスケジュールもあるししたいと思った時にすぐに都合良くできるわけじゃない。
再発のリスクがあるけど、あと数年で結婚出産をすることを考えると今までの経過を考えてもあまりリスクではない。
遅かれ早かれ結局は手術しなければいけなかったので、「いまだ!」と思いました。
次回のブログでは手術の詳しい話をしていきたいと思います。
同じ悩みを持つ方のお役に立てれば嬉しいです!





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